ぐす〜よ〜、ちゅううがなびら! 皆さん、こんにちは!
エネプロ社長の稲嶺有晃です。みつばち通信第46号をお届けします。
朝夕の風もだいぶ過ごしやすくなりました。天高く馬肥ゆる秋ですね。運動会は盛り上がりましたか。読書も進んでいますか。楽しい思いで一杯の秋になりますように。
さて、僕は根っからの長嶋ファン。長嶋が倒れてからは、あまりプロ野球も見なくなっていましたが、今年は大興奮。セリーグで、巨人が13ゲーム差を逆転して優勝しました。ファンさえもあきらめてしまう状況で、最後まで夢に向かって挑戦し続ける原巨人に感動を覚えたのは、僕だけではなかったと思います。このみつばち通信が届くころには日本シリーズの勝者も決まっていることだと思いますが、あきらめない心の強さを知りました。そして、王監督の引退。一本の道を生ききった男の姿はすがすがしい。まさに世界の「王」者の姿でした。
先日5日間ほどロシアを訪ね、歴史と文化を学ぶ機会がありました。そして、以前みつばち通信39号でも取り上げた念願のロシアの海洋画家アイヴァゾフスキーの名作「第9の怒涛」を鑑賞することが出来ました!感動でした。目の前に広がる3メートルの大きな絵画からあふれ出て今にも覆いかぶさるような嵐の波。
絵葉書の世界から、まるで自分がその難破船の乗組員になったような気がしました。押し寄せる崖のような波。その先に光り輝く太陽。折れたマストにしがみつく乗組員。荒れ狂う海に力尽きて今にも沈みそうな友。自分の危険もかえりみず、必死で友に声をかけています。がんばれ、手を伸ばせ、あきらめるなと。
絵の中の太陽の光が波間に反射し、絵を見ている私を照らし、目に飛び込みます。光が勇気と希望となって目の前に広がっていくようでした。
「人生、いつもこれからだ!」と絵が訴えているようでした。
エルミタージュ美術館などに残るこれらの名品が、第二次世界大戦の戦火を逃れて残っている理由は、何か。それは、ナチスが侵攻してきたときに、市民が芸術を守れと多くの美術品を土の中に隠したからだそうです。「”食べ物を口にしなくても芸術を守る”のが私達の誇りです。」ガイドのマリーナさんの言葉が印象的でした。
ペレストロイカ以降の共産主義から市場経済へ変わる中で、ロシア国民は多くの苦しみを味わいました。
しかし、この数年で原油や資源高もいい方向に影響し、花が開きつつあるように感じました。
北の国の人々は、粘り強く暖かい。それは、エルミタージュ美術館やバレエ、サーカスなどに代表される歴史と文化、クレムリン、赤の広場に刻まれた共産主義革命そしてペレストロイカと歴史上これほど劇的に政治・経済体制が変化した国はないでしょう。その変化を受け止め、乗り越えた庶民の強さがあればどんな困難でも乗り切っていけると感じました。
旅の最後はヘルシンキ。映画「かもめ食堂」のせりふが浮かびます。おいしくなりますように。コピ ルアック
*今月のメタボ大作戦は、栄養満点のロシア料理の誘惑に負け、逆戻り。体重72.7キロ、ウエスト93センチ(10月23日現在)。 |